新歓ブログ 2年 DF平出新之介

駒澤大学法学部法律学科2年、男子ラクロス部
平出新之介です。
新歓ブログということで、新入生の皆さんがサークル、部活選びの参考になるよう、僕のラクロス部との出会いや思うことを書きたいと思います。
やっと部活から開放された…大学では沢山遊んでやろう…!
と決意したあの日から早1年、僕は今体育会系ラクロス部として活動している。
小学校から始めたサッカーを本気でやってきた。
小学校では弱いながら、放課後、休みの日など毎日純粋にサッカーを楽しんでいた。
中学ではとにかく怖い監督に怒鳴られながらプレーしていた。
高校では全国大会をめざし、県大会で優勝できた。
学校は部活のおまけ、という生活をずっと送ってきた。
大学生は遊びたい。そう思うのは当然の成り行きに思える。
僕たちが放課後に走らされてる時間、駅のスタバに寄って、毒にも薬もならない話をするJKが羨ましたかった。
僕たちが土日に何時間もかけて移動して試合してる時、好きなところに行ける同級生が羨ましたかった。
僕たちがコーチに怒られている時、恋人と甘ったるい言葉をかけあっている男が羨ましかった。
絶対に遊ぶ。
色んな人と遊んで、色んなところに行く。
そんな決意と言えるのか分からない決意を胸に大学入学。
友達作りのために何かしらのサークルには入ろうと思い、色々なサークルの新歓イベントをまわった。体も動かしたかった。
だがどれもピンと来なかった。
楽しく緩くスポーツすることが出来なかった。
け、決して馴染めなかった訳では無い。
中高の時からそうだった。
汗をかきたくないのと、放課後部活があるから体力を温存したかったから、今日の体育は手を抜こう。毎回そう思いながら準備運動を終えて、バスケ、バレーなど、全力でプレーしてしまう。
どうやら僕の細胞37兆個が体育会に侵されて閉まっているようだ。
それに中学高校の部活で得た、仲間。
部活で苦楽を共にしないと得れない仲間が欲しくなってしまった。
自分でもわかっていた。
自分のいるべき場所は体育会系部活なのだと。
様々な部活の体験会に参加した。
そして参加したラクロス部の体験会、
「ラクロスってこんなに楽しいんだ。」
ラクロスの魅力に魅了された…
というわけではなく、ただ体験会での上級生の接待プレーで気持ちよくなって才能があると勘違いしただけである。
実にめでたい頭をした新入生だが、そんな頭に感謝したい。ラクロス部に入るという決断をしてくれたのかだから。
何となく入ったラクロス部。
入部当初は退屈な基礎練やよく分からない同期に辟易して何度もやめようと考えた。
だが続けていくうちにラクロスの楽しさに魅了されていった。
(同期は今でもよく分からない)
ラクロスの楽しさを言語化しろと言われると難しい。ぜひ実際にプレーして頂きたい。
カレッジスポーツでみんなスタートは同じ。成長が楽しいし、勝った時の喜びは大きい。
サッカーでも、何度も試合をしてきた。
何回勝っても嬉しいものは嬉しいし、悔しいものは悔しい。
人生における「勝ち」の割合をもっと増やすために、僕はもっと成長したい。
入学時との考えの違いに自分でも驚いている。
「大学でも部活やってるの?すごいね笑」(信じられないようなものを見る目)
高校の友人にあったらよく、この類のことを言われる。
せっかく部活から開放されたのに自ら部活を選ぶことを理解できないのだと思う。
確かに、ラクロス部に入っていなかったらもっと遊べていたし、もっとバイトできてもっとお金あっただろうし、朝もゆっくり起きれるし(朝練は5時起き)、色々なことができただろうなと考える時がある。
ただ決して入部を後悔したことは無い。
就活で有利?色んな経験ができる?学びがある?スポーツ経験のない男は厳しい?体が鍛えられる?
どれも間違ってはいないと思う。
でもそんなことは些細なことだとも思う。
ラクロスというスポーツは最高に熱いし、
何より毎日が楽しい。
ラクロス部でしか出会えない人達と出会った。
楽しい同期、頼りがいのある先輩、ラクロス狂のコーチや監督と出逢えた。
ぜひ君には可愛い後輩になって欲しい。